こんにちは、リスモビアです。
今回は最近読み終えた書籍『最強の健康法 ベストパフォーマンス編』の書評をしてみました。
著者紹介
著者はムーギー・キムさん。
エリート街道まっしぐらという感じのスーパービジネスマンです!
その輝かしい経歴はこちら。
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、INSEAD(欧州経営大学院)にてMBA(経営学修士)を取得。
そこから次のキャリアパスを歩まれました。
UBSの投資銀行部門
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Arthur・D・Littleでコンサルタント
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フィデリティ証券にて投資アナリストとして様々な分野で活躍
↓
プライベートエクイティファンドへ移り、投資に従事
高学歴の花形キャリアですね。
現在はシンガポールを拠点に医療・ ヘルスケア分野を含む多様なベンチャー企業の投資・支援を行っております。
そんなムーギー・キムさんが、50人もの専門家へ取材を重ね、2名の医師に監修したうえで完成したのが『最強の健康法 ベストパフォーマンス編』です。
書籍概要
この本は、ビジネスマンが仕事で最高のパフォーマンスを発揮するための方法が書かれた本です。
忙しいビジネスマンがサクッと健康法を知るにはとてもいい本だと思います。
前述のとおり、50人の専門家への取材と2名の医師による監修があり、
信憑性への力の入れようがうかがえますね。
ここで紹介されているのは次のポイントです。
複数気になる項目があった方はぜひチェックしてみてください。
では実際に読んだ感想として、よかった点ともう一歩な点をまとめてみようと思います。
※ここからは私の主観が多分に含まれるますので、ご了承ください。
長所①:広い分野の健康知識が手に入る
1つ目の長所は、広い分野の知識が手に入ります。
最大の長所はこれにつきます。
50人の専門家に各自の専門分野での知見が、わかりやすい文章・イラストで掲載されてます。
ムーギー・キムさんもわかりやすい解説を心掛けたとプロローグで書いてましたが、その通りでした。
読んでて「なんじゃこの単語?解説してよ・・・」とか
「ん?個々の論理展開よくわからん・・・」ということは一度もありませんでした。
長所②:実践しやすいアクションプランに落とし込まれている
2つ目は行動に移しやすい作りになっているところです。
各章の構成が概要紹介→対策→まとめ
という順で構成されてます。
消化を事例に説明します。
まず消化活動がどんなものか、なぜ重要なのか、どういう仕組みで行われるかを説明します。
そして仕事でパフォーマンスを発揮するために取るべき行動に落とし込みます。
最後にキーワードや消化に関する事実や知識をまとめてあります。
何が問題で、どう改善すればいいかがシンプルにまとまってますので、
興味あるところだけ読むという方法でOKです。
短所①:興味がない章もある
ここからはもう一歩な点になります。
1つ目は範囲が広いため、興味がない章というものがどうしてもあります。
私の場合だと、禁煙や水虫は無縁なので読み飛ばしました。
目次を見たうえで購入しているので文句はないですが、
どうせなら全部役立てたいな~と思うのは人情でしょう。
短所②:解説が物足りない章がある
2つ目は解説が物足りない章もあることです。
私も幾つか健康に関する書籍を読んだので、それなりに知識がある分野もあります。
食事やマインドフルネスは知ってることも多かったので、
もっと突っ込んだ解説が欲しいなぁと思いました。
特に気になったのは眼精疲労の項。
目に関する知識は中学の教科書レベルのことが多く、新しい学びはありませんでした。
レーシックやドライアイにも触れられており、どちらも興味がある内容でした。
レーシックは安全性が気になっていたのですが、「安全だよ」とだけ書かれており、原理や安全性を示すデータはなし。
ドライアイも「統計的に最近増えてるよ」、「目薬指そうね」という通り一遍の知識だけ。
興味があった項だけに落胆が大きかったです。
本書は専門書でなくビジネスマンがベストパフォーマンスを発揮するための知識とアクションプランをまとめたものです。
十分な解説を求めるのは筋違いですが、詳しい分野やもっと知りたいと思う分野は内容が薄いと思われるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後に本書の特徴をまとめておしまいにします。
本書で出てきた健康法はまた別記事で紹介していこうと思いますのでこうご期待!
ではまた次回の記事でお会いしましょう!