書籍

要約『超人脈術』~コミュ障でもできる人脈の広げ方~

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みなさんこんにちは。リスモビアです。

 

 

今回は久しぶりに書籍の要約です。

今回読んだのはメンタリストDaiGoさんの『超人脈術』です。

 

 

書籍概要

まずは本書の概要から。

 

本書は人脈に関する書籍です。

特徴は次の2つです。

・著者のDaiGoさんが本来は内向的な人であること

・科学的なエビデンスがあること

1つ目ですが、もともと内向的な方が書いた本です。

 

 

DaiGoさんは幼少期8年に及ぶいじめにあった経験があり、

当時は友達もいなかったそうです。

 

 

またメンタリストとして芸能活動をされる前は

慶応義塾大学で研究者を志してました。

 

 

華やかな芸能界で活躍された方なのに意外な経歴をお持ちです。

 

ここで重要なのは、内向的な人が書く人脈術の本ということは

コミュ力に自信がない人でもできそうな気がしませんか!?

 

  

ここで2つ目の特徴ですが、科学的なエビデンスに基づいて書かれています。

 

科学的ということは、再現性があるということ。

 

 

内向的な人が科学に基づいて教える人脈術。

 

これからそんな本書の要点をまとめます。

 

出版社:マキノ出版

著者:メンタリストDaiGo

発売日:2019年3月28日(初版)

 

 

こんな人におすすめ!

この本及びこの記事をおすすめしたいのはこんな方です!

 

・内向的だけど人脈を広げたい

・気の合う友人やパートナーを見つけるヒントを得たい

要点:人脈は自力で広げなくていい

1つ目は、自力で広い人脈を持とうとしなくてもいいということ。

 

 

内気くん
内気くん

人脈を広げるには自分が外交的にならないと!

 

この発想は一見正しいように見えてアウトです。

 

人間関係はまず最初は相手と打ち解け、その関係を維持する労力を払います。

 

 

そうした人間関係の構築や維持が得意な人も苦手な人もいるので、

 

苦手だと自覚しているなら無理をする必要はありません。

 

あなたはあなたらしく輝けばいいのです。

 

でもそれでは人脈は広がりません。

 

どうすればいいでしょうか。

 

要点:人脈が広い人とつながろう

2つ目は、人脈が広い人とつながろうです。

以下、本書にあやかり、こういった人をスーパーコネクターと呼びます。

 

生まれつき人への関心も強く、人間関係を大事にでき、誰からも愛される。

 

そんなスーパーコネクターと仲良くなればいいのです。

  

 

あなたは自分の長所を磨き、スーパーコネクターと人間関係を育みます。

 

その先はスーパーコネクターを通じて、自分の世界を広げていきましょう!

 

 

 

 

要点:いい人脈を持つ人の見つけ方

では、スーパーコネクターはどうやって見つければいいのでしょうか?

 

 

何も世間的に有名なスーパーコネクターを探す必要はありません。

 

あなたの身近にいるあなたにとってのスーパーコネクターを探しましょう。

 

 

その探し方がこちら!

 

人間を三種類に分類する

まず、人間を次の三種類にわけてください。

 

種類説明
VIP大切な人
ブローカーあなたとVIPを引き合わせた人
コネクトあなたがVIPと引き合わせた人

 

VIPとあなたが直接知り合った場合、ブローカー欄にはあなたが入ります。

 

 

この中で大切なのは、ブローカーとして登場頻度が高い人です。

 

  

登場頻度の高いブローカーこそがあなたにとってのスーパーコネクターなのです。

 

つながりを取り戻す

過去の人間関係を思い出し、スーパーコネクター候補がいたら

 

最近どうしてる?と連絡を取ってみましょう。 

旧交を温めたもの同士ならすぐに関係性を取り戻せることでしょう!

 

 

本書では3か月に1回程度、最近連絡を取ってない人への連絡を推奨してます。

 

 

アドバイスを求める

いい方法はアドバイスを求めてみることです。

 

 

心理学的にも、人間は助けた相手のことを好きになるものだそうです。

 

要点:いい人脈を持つ人と仲良くなる方法

スーパーコネクターとのつながり方を解説しました。

 

 

ただ、繋がっただけじゃ不十分で仲を深めないといけません。

 

人との仲を深めるのに役に立つ方法を最後にご紹介して終わりにします。

 

 

自己開示

1つ目は自己開示。

 

自己開示とは、自分がどんな人間であるかと打ち明けるという心理学用語です。

 

信頼を得るためにはまず自分が何者かを伝えることです。

 

これは本書には書かれてなかったですが、

相手が一つ打ち明けたなら、自分も言い出せそうと返報性の法則も期待できそうですね。

 

互いが互いのことを語り合うことで信頼感が醸成されてのです。

 

でも何を話したらいいかわからないという方は次の話題を参考にしてみてください。

 

・お金、健康に関すること

・自分がいらいらしたこと、許せないこと

・幸せに感じること、楽しいこと

・改善したいところ

・自分の夢や目標

・自分の弱点やマイナスポイント

・恥ずかしかったこと、罪悪感を感じたこと

 

また、自分がどんな人間であるかを打ち明けただけでは不十分で言行一致が求められます。

 

口先だけではだめで、ちゃんとそれを裏付けられる行動もとらないといけません。

 

 

一貫性のある言動を心掛けましょう。

共通点を強調する

類は友を呼ぶということわざがあります。

似たものどおしが集まるという意味ですが、似たもの同士は惹かれあうものです。

 

これは人間が何かに所属したい欲求を持つからです。

クラスの最上位カーストに所属したい、一流企業に勤めたいというのもその欲求が関係してます。

 

なので自分と同じカテゴリーに所属しているとは相手に親密さを与えられます。

では、会話で相手との心の距離を埋めるにはどんな共通点を強調すればいいのでしょうか。

・生活背景
→職業、社会的地位、出身地、家族構成など

・思想や信念

・休日の過ごし方

・コミュニケーションスタイル
→聞き上手か話し上手か、ロジカルかエモーショナルか など

・パーソナリティ

・ファッション
→服装だけでなく髪型や身体的特徴も含む

 

また、共通点という意味では一緒の体験をするのも有効です

特に体験を共有する場合は笑いが起きることが大切です。

 

でもこれはお笑い芸人顔負けの爆笑をかっさらえという意味ではありません。

 

友人と過ごすときにちょっとしたことでちょっとした笑いが起こる。

そんなレベルで大丈夫です。

 

ユーモアを交えながら共通体験を積み上げていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

いい人脈を持つには、いい人脈を持つ人を見つけ、その人と仲良くなろうが本書の結論だと思います。

 

そして、いい人を見つけたら自己開示と共通体験を増やして打ち解けていきましょう。

 

 

これは友人関係・恋人関係・夫婦関係にも応用できることですので、

人脈や人間関係にお悩みの方は参考にしてみてください

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