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要約:『アウトプット大全』-効率的な学習のため、インプットの倍のアウトプットをしよう-

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今回ご紹介するのは、精神科医 樺沢紫苑氏著『アウトプット大全』です。

個人的な話をすると、

このサイトで書籍紹介をするようになったのも本書がきっかけなんです!

ではなぜ、私がそんなことをするようになったのか??

続きは本記事をお読みください(笑)

結論:効率的な学習のため、インプットの倍のアウトプットをしよう

結論は、効率的な学習のため、インプットの倍のアウトプットをしよう です。

どんな名著を読んでも、記憶に残らなかったり、自分の行動に繋がらなければ、

本からの学びは多いといえそうでしょうか?

学んだことを忘れないようにするには、アウトプットが大事ということが、

本書で繰り返し書かれています。

日本では座学が多く、定期テストのためにインプットを行うことが多かったと思いますが、

本来の黄金比はアウトプット:インプット=7:3だそうです。

なぜアウトプットが大事か

なぜインプットよりアウトプットが重要かというと、

アウトプットをしないことは簡単い忘れてしまうからなんです!

皆さんにも心当たりがあるかと思います。たとえば、次のケースを考えてみましょう!

・夜のニュースで一度だけ見た経済のニュース

・連日テレビで放送される某有名人の不倫騒動

どちらが記憶に残るでしょうか。圧倒的に後者が記憶に残る方が多いと思います。

これはなぜかというと、

脳は何度も接する情報を重要なものと認識するようになっているからなんです

だから何度も見る不倫のニュースは記憶に残りやすいんですね~。

「じゃあアウトプットじゃなくて、インプットでいいじゃん」

と思う人もいらっしゃるかと思います。

情報は、脳にある「海馬」という部分に一時的に情報を蓄えられます。

海馬に残るのは2~4週間程度なのですが、その際に繰り返し使われた情報が

側頭葉に記憶され、長期間記録されるわけです。

なのでインプットでも記憶に残るものもありますが、

意識的に記憶したいことは、2週間に3回アウトプットする方が記憶に残りやすいんです。

私が書籍の感想を書いているのは、皆さんにお勧めすると同時に、

自分が読んだ本の感想を自分の脳に刻むためでもあるということです。

なのでガンガンアウトプットをしていきましょう!

さまざまなシチュエーションにおけるアウトプットが書かれている

アウトプット大全では、アウトプットの定義を

「話す・書く・行動する」としています。

本書では読む・書く・行動するといった行動を

80の項目と7つのトレーニング方法で紹介しています!

例えば、「話す」1つとっても、次のように分けられています。

・挨拶する  ・雑談する

・質問する  ・依頼する

・断る    ・プレゼンする

・議論する  ・相談する

・つながる  ・ほめる

・叱る    ・謝る

・説明する  ・打ち解ける

・自己紹介する・感謝する

・営業する  ・電話する

なので、本屋さんにいって、本書を手に取り、

目次を見て必要そうなところだけで眺めると学びがあると思います!

さいごに

いかがでしょうか。

小学生の頃は発表なんて恥ずかしい。

そう思われた方も多いと思います。

しかし、今ではSNSの登場もあり、

誰もが気軽にアウトプットできる環境で整っています。

自分の学習効率を高めるためにも

皆さんもアウトプット、してみませんか?


学びを結果に変えるアウトプット大全

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