どうも、こんにちは。リスモビアです。
皆さんもYoutubeやTik Tokで動画を見られると思います。
動画を見るときにあるサムネイルってありますよね。
こういうやつです。
手元にあった写真で2分くらいで作ったやつだから理由は知らんぞ(笑)
これって冷静に見ると「またこのパターンか・・・」
みたいな表現が多いですよね。
でも気になってみてしまう!
それはなぜなんでしょう?
この記事はそんなサムネイルに込められた秘訣を解説しちゃいます!
検証方法
今回の検証方法ですが、私が読んだ3冊の書作を参考にして
私の考察を淡々と述べてます(書籍の紹介は最後にします)
で、その3冊の書籍を読んでからネットにあるサムネを見てみると、
ここに書かれていた法則に沿っていることがわかりました。
たとえば、ネット広告でもこんなフレーズ、みたことありませんか?
なぜこのフレーズに引き付けられてしまうのか、解説していきます!
検証①:ハイネケンビールに〇〇を混ぜたらうますぎた
よくYoutubeで見かけるフレーズですね。
まずこの例に限らず、大体このどれかに当てはまるものが多いという原則を
『ザ・コピーライティング』から紹介します。
これは好奇心から成り立ってますね。
こういうサムネを見ると「どうなるんだろう?」と気になりますよね。
あと”うますぎた”の部分は”すごすぎた”などの
ポジティブな他の形容詞になっているもの多いですよね。
商品の紹介だったりすると自分が知らないものを見ることも多いので、
新情報であることも多いですよね。
検証②:〇〇してみた→衝撃の結末とは!?
これも検証①と同じで、メインは好奇心から成り立ってますよ。
というより、これは好奇心一本刷りの構造ですね。
また、メンタリストDaiGoさんの『人を操る禁断の文章術』でも書かれてますが、
あれこれ書かないこともみそでしょう。
「衝撃の結末」というシンプルな言葉でいろいろ想像しますよね。
これを変に匂わすよりは、
何も言わず想像を膨らましてもらうほうが掻き立てられそうですよね!
検証③:たった1か月の副業で20万円稼いだ方法
これもYoutubeやWebサイトの広告でおなじみですね。
胡散臭いと思う人が大半でしょうが、全く気にならないという人は意外と少ないでしょう。
なぜなら、いろんな要素が混じってるからですね。
まずはおなじみ好奇心(やっぱり興味は少なからず持ちますよね?)
2つ目は見た人に得すること(もちろん文字通りならですが)
1か月で20万円が稼げるというのは魅力的ですよね。
それ以外にも”1か月で”というのも、手っ取り早くお手軽という条件を満たしています。
ダイエットサプリもそうですよね。
本当は地道にカロリー制限をしたり基礎代謝を高めたりするのが正しいやり方。
だけど安易にサプリや科学的に信じられない方法が横行するもの。
それは手っ取り早く楽だからという心理を利用したものなんですね。
検証④:全部知ってる?大人として知らなきゃ恥ずかしい10のテーブルマナー
これは書籍やネットニュースのタイトルなんかに多いですね。
これも好奇心を使ってますね。
自分の常識力はどんなもんだろう?と気になりますよね~。
他にも、これは得するパターンでもあります。
なぜなら、「プラス」を「得る」だけじゃなく、
「マイナス」を「回避する」ことも得をするからです。
心理学的にも人間は利益を得ることより損失を回避することを重要視する傾向があります。
大事な商談やデートの前にテーブルマナーを知らないせいで台無しになる。
そんな不安を解消することも”得をする”といえるのです。
まとめ~『人を操る禁断の文章術』×『ザ・コピーライティング』に書かれた基本的なルール~
検証は終えたので、ここからは座学的にまとめていきます。
今回の検証に使用した著作は次の2つで、補助的にもう1冊使ってます。
そこに書かれた基本的なルールはこちらです。
繰り返しになりますが、比較のため『ザ・コピーライティング』の要点も再掲します。
こうしてみると、2冊の著作に共通するポイントは次の2つにまとめられます。
・好奇心を掻き立てること
・得になる/損をしない ようにすること
皆さんもSNSの更新やPRが必要な事柄については、
まずこの2つを意識してみてください。
著作①:人を操る禁断の文章術
最後に読んだ本の紹介です。
1つ目はメンタリストDaiGoさんの著作『人を操る禁断の文章術』です。
非常に簡潔にまとまっていて、入門にはいい本だと思います。
また、本書は後述の2作の影響を濃く受けた著作だと思われます。
その根拠がこちらです。
ただ、残る2冊は禁断の文章術に比べれば読み応えがある本なので
読書が苦手な方はいきなり挑戦するにはおすすめできません。
私が書いた記事のリンクも貼っておくのでよければどうぞ。
著作②:ザ・コピーライティング
2つ目が『ザ・コピーライティング』。
タイトル通り、コピーライティングの決定版といえる古典です。
ビジネス書に比べれば分厚いのでその分読むのが大変です。
ただ、それを覆して有り余る凄さがこの本にあります。
凄いところは初版が1932年という古い本にもかかわらず、
未だに書店で平積みされるほどの影響力があるところ。
時代に左右されない本質的な事柄が記載されています。
インターネットなんてものが想像もされていない時代に
それを予言するような内容や、インターネット時代でも有効な知識が書かれています。
ただ、
著作③:シュガーマンマーケティング30の法則
最後は『シュガーマンマーケティング30の法則』です。
今回は補足的にしか使用してませんが、顧客心理について書かれた古典です。
今回はサムネの解説だったので心理面まで踏み込みませんでしたが、
よりよいサムネを作るためには、相手の心理を知ることは重要です。