皆さん、こんにちは。
リスモビアです。
本日は私が読了した『ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強方法』の要点整理をしていきます!
私のブログの読者さんでも勉強に関する悩みをお持ちの方は多く、私自身日々苦労しているところです。
そんな皆さんなら、スーパーエリートの勉強方法に興味があるのではないでしょうか。
この書籍はハーバード大学で研究経験があり、
MBAも取得された猪俣武範さんの勉強方法を紹介していきます!
書籍概要
ではまず書籍紹介。
基本情報はこんな感じ。
医学部を卒業して眼科の道をずっと歩まれながら
2012年~2015年に米国留学で眼の研究とMBAを両立されたスーパードクターです。
書籍タイトルからはハーバード大学でMBAをとったように見えますが
MBAはボストン大学でとったようです。
内容 | |
1章 | 結果を出す人の目標設定の技術 |
2章 | 結果を出す人の時間管理と集中力を高める技術 |
3章 | 結果を出す人の勉強の技術 |
4章 | ハーバード、MBAから学んだ勉強法 |
5章 | ゼロからの英語学習術 |
6章 | 結果を出す人の成長し続ける技術 |
この記事では1章~3章の内容を解説します。
1章:結果を出す人の目標設定の技術
1章は目標設定に関して。
書かれていることはシンプル。
10項に分かれていた本章の要点を次の3つにまとめました。
1つ目はよく言われることなので割愛します。
短期・長期で具体的な目標を設定する
2つ目も要素レベルではよく聞く話です。
目標設定はSMARTにしましょうというものです。
SMARTは5つの英単語の頭文字になっていて、
それに敵った目標設定をしましょうというもの。
ダイエットだったら、「夏までに痩せる」はスマートな目標設定ではないので、
「7月10日までに10kg減量する」などにしてください。
※ただし、現実的な目標で
それを1・2年(短期)、5年(中期)、10年(長期)でやるのが猪俣さん流です。
大きな目標に通じる複数の目標を設定する
3つ目は将来を見据えた大きな目標に向けて複数の目標を持とうというもの。
目標を1つだけに絞るとそれがだめだった時の喪失感が大きいですよね。
加えて、目標は複数持つ人の方が成功しやすいという研究もあります(※出典忘れました)
本書では7つの目標を掲げることを推奨してます
そしてそれぞれが共通の大目標に向いていることが大切です。
例えば、私が60歳で退職して悠々自適にハワイで生活するという大目標を立てたとします。
そのために上記7つの目標を設定するわけですね。
例えば、家族だと同じ夢を持つ奥さんを見つける、
金銭面だと、老後〇〇円必要だから倹約したお金をNisaに充てる、
健康面だといい奥さんを見つけたり、長生きするために毎日3kmランニングする
という具合ですね。
2章:結果を出す人の時間管理と集中力を高める技術
2つ目は時間管理と集中力です。
こちらも書かれていることはシンプルです。
日々、目標に向けて時間を捻出する
オーソドックスですが、隙間時間を活用して毎日取り組もうというものです。
面白いなって思ったのは、「休みの日にまとめて勉強しよう!」はNGというところ。
人間は一度覚えたことを忘れる生き物なので、毎日勉強する方がいいと考えられてます。
できるだけ早く勉強を始める
これは朝一でしましょうという意味ではなく、
「学び始める時期を後ろ倒しにしない」という意味です。
例えば、同じ会社で海外営業をする同期入社のAさん、Bさんを考えます。
Aさんは学生時代から勉強をしていて英語が一定のレベルにあり、
Bさんは会社に入ってから始めたとします。
Aさんは仕事でも英語を学びつつ、
英語の資料も読めるのでビジネスの知見も広げられます。
一方、Bさんは日々の英語学習に時間を使わざる
英語の資料が読めないため、Aさん程成長できていません。
このように、学んだ知識は生産的な行動や学習に応用が効くため、
勉強は早めに始められるほど効果が大きくなります。
集中できる環境を作り、マルチタスクしない
3つ目は1つのタスクにとにかく集中することです。
ただ、その時に障害となるのが他者の介入や誘惑。
メールやSNSのチェックは手掛けている作業を終えてからまとめてする。
同僚にも話しかけられないようにするなどです。
とにかく自分の作業に没頭できるように
徹底して環境と行動を変えていきましょう。
それがルーティンとして根付かせるのも大切です。
3章:結果を出す人の勉強の技術
おそらく一番気になっている人が多いであろう、勉強法。
それを解説している3章を要約します!
ハーバード×MBA×医師の勉強をまとめたものがこちらです。
目標やタスクを見える化する
すべきことの1つ目は現在地と目的地を明確にすることです。
まずは自分がどうなりたいかを定めます。
そうすると今の自分に足りてないものがわかり、行動が明確になります。
やることが明確になることでモチベーションを生み出されます。
周囲に目標を公言する
2つ目は周囲に公言することです。
人間は自分に甘いもの。
目標を定めるだけではサボる可能性が高いです。
なので周囲に公言して退路を断ってしまいましょう。
また、宣言する人であなたに賛同する人も現れるかもしれません。
そうした方々と切磋琢磨できれば相乗効果も生まれます。
教科書と過去問を効率的に勉強する
3つ目は教科書と問題集の使い方です。
教科書は選んだ教科書1冊を徹底して勉強するようにしましょう。
勉強の目的は実生活で役立てることです。
なら、実用的なところに多くの時間を使うためです。
試験合格が目的なら、試験によく出るところや自分が苦手なところを過去問や問題集で対策するのが手っ取り早いです。
仕事や生活で使えるようにすることが目的なら、実際のシーンに直面したり、それを想定した苦手なところを重点的に取り組むべきです。
資格試験で言えば、過去問から傾向を掴むことと、
自分の理解が怪しい分野を繰り返し解くようにしましょう。
出る確率が高く且つ自分が苦手なところを重点的にするのが効率的です。
問題集を1ページ目から解くのはやめましょう。
アウトプットする
4つ目はアウトプットすることです。
教科書に赤線引いたり、解説を読んだだけでわかった気になったけど
いざ解いてみると全然解けないということは経験のある方も多いと思います。
そんな方におすすめなのがアウトプット。
アウトプットをするには、論理的に文章を書けるのに十分な理解が必要です。
自身の理解も深まりますし、ライティング能力も上がります。
またSNSなどでアウトプットすればコメントという形でフィードバックされることもあります。
To Doリストに1つは手を付ける
5つ目はTO Doリストは毎日必ず1つは取り組むです。
ここのみそは少しでも毎日しようということです。
例えば、宿題をするのが嫌でも
いざ手をつけてみると集中して数十分没頭したという経験はありませんか?
人間は最初の一歩が大きく感じるものなので、毎日一歩だけでも前に進みましょう。
その一歩がリズムをつくり、2歩3歩につながって前に進んでいる感覚を持てます。
勉強にかかるお金を惜しまない
これは解説することはないですね(笑)
お金の使い方は投資・消費・浪費の3つに分けられると大富豪のロバートキヨサキはいいます。
教育によって得た知識、経験、資格は形を変えて自分自身にかえってきます。
しかも身についたものは決して奪われません。
教育への投資は惜しまないようにしましょう。
まとめ:学問に王道なし
いかがだったでしょうか。
この本を読んでいて、個人的にはよく言われることが多いなという印象でした。
これは学問に王道なしと私は理解しました。
ハーバード×MBA×医師のスーパーマンも
一般的な勉強法を誰よりも愚直に繰り返して大きな成果を得たわけです。
逆に言えば、皆さんも愚直に取り組めば大きな果実を手に入れられるということに他なりません。
皆さんも目標達成のために、模範的な勉強法として本書を参考にしてください!