勉強と言えば、どんな人をイメージしますか?
多くの人は学生をイメージされると思います。
実際、私も高校2年から一浪中くらいが人生で一番勉強した時期だと思います。
けど最近思うのは、社会に出てからの方が進んで勉強してるな~ということ。
資格試験のための勉強、昇進のための英語学習などなど学びの機会は無限にあります。
そして、大人になってからの勉強ではこんなことにも悩みます。
時間も短い、吸収率も下がる。
こんな状況でどう勉強したらいいでしょう?
私はその答えを求めて手に取った本が
メンタリストDaiGo著の『超効率的勉強法』です。
感想:ハウツー本としてとても役に立つ!!
読んだ感想として、これは買ってよかったなと思いました!
科学的に裏付けされたたくさんのノウハウが書かれています。
面白いのはこの本に書かれていることを実践すると、
勉強はもちろん人間としても磨かれそうなところです。
具体例を交えてご説明します。
「勉強したら5分間軽い運動をしましょう。そうしたら定着率があがりますよ」
という方法が紹介されてます。
でもよくよく考えてみてください。
これをすると勉強以外にも有益そうじゃないですか?
成績を上げるために運動を始めます。運動を始めると健康になります。
実際、覚える能力が高まるわけですから、読書効率も追及できます。
このように、
実践すれば効率的勉強法だけでなく、それ以外のことにも役に立てられる(しかもエビデンス付)
これが本書の魅力です!!
特に役立ちそうだと思ったもの
面白いノウハウがたくさんありましたが、これは!と思ったノウハウをいくつかご紹介いたします。
勉強するときは同じものを4周やる
テキストを学ぶ場合、理想は4周やってください。やり方は次の通りです。
この勉強法をする理由は、「主体的に勉強する方が身につくから」です。
例えば、自分が解けなかった問題を参考書の解説を読むと「なるほど!」と思いますよね。
で、じゃあもう一回解いて?と言われると何故か解けない。
そんな体験をしたことはありませんか?
実は、理路整然とした解説を読んでわかった気になっているだけなんですね。
学習したことは、人に説明できるように自分の言葉で整理するのが大切なんですね。
復習は2日後→2週間後→2か月後
ものを覚えるというのはどういう原理で行っていると思いますか?
その仕組みは新しい情報を一度記憶し、
それが脳内でネットワークを形成してその記憶をより強固にするというものです。
私たちが日々接する情報量は膨大です。
そのため、重要でない情報は忘れられるように作られてるんですね。
では重要な情報として脳にインプットしたい場合はどうすればいいのでしょう?
それは、複数回インプットすればいいんです!
どれくらいの周期で行うのがいいのでしょうか。
それを研究したピョートル・ウォズニアックによると概ね次の周期で復習するといいそうです。
なるほど!と思う反面、こうも思いませんか?
ややこしい!!!
私はそう思いました。DaiGoさんもそう思ったのか、簡易版もご紹介してくれています。
これならシンプルですね。
大事なのは脳は重要な情報以外は忘れるように作られているので
定期的に思い出す作業が必要ということです。
さいごに
いかがだったでしょうか。ご紹介したテクニック以外にもこれはつかえそう!!と思えるテクニックが満載でした。いくつかご紹介します。
一見なんで??と思えるようなこともありますが、きっちり解説してくれています。
皆様もこの記事を読んでこれは!と思えるものは是非取り入れてみてください!
本記事には書いてないノウハウもございますので、
気になる方はぜひ本書を手に取ってみてください。