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まさかの旅行体験記②

さて、前回はいい感じのサプライズだった。今回はヒヤッとするサプライズの話をしよう。それはベトナムを旅行していたときのこと。

当時、私は大学生だった。親からは「時間があるうちに旅行しておけ。お金は貸してやる」と非常に恵まれた環境にいた。学生時代は親から借りたお金は100万円以上である(社会人2年目のボーナスで完済してるのでご安心を)

旅行されている方ならわかると思うが、今日の観光はクレジットカードが便利だ。両替は面倒だし手数料も取られる。あと現金を持っていると「スリに遭うんじゃないか」という心配を常にすることになる(少なくとも私はそうだ)カードにはそういった問題はない。

だから私がベトナムからカンボジアに向かう飛行機を現地で手配した時も当然カードで買った。いや、正確には買おうとした。

なんとクレジットカードが上限額に達していた。

これは私が使いすぎたからではない。後ほど知ることになるのだが、家族名義のカードだったからだ。両親が別件で高額な買い物をしていたときに上限すれすれまでいってたのが原因だった。

SIMカードもなかったのでスマホで国際電話もできない。メールはいつつながるかわからない。だが旅程からして今日中に飛行機を抑えないといけない。私は途方に暮れた。

その時に助けてくれたのが北欧の女性。実は前日にハロン湾のツアーで一緒になった親子連れなのだが、その時に仲良くなった。事情を彼女に打ち明けると携帯電話を貸してくれた。家族と大使館に連絡し、対策を講じたがその月だけクレジットカードの上限を上げることで決着した。

これが私の旅行の危機の一つである。ちなみにだがその後、一日中北欧の親子と一緒にハノイ(ベトナムの首都)を一緒に観光した。ベトナムは歴史的に中国とかかわりが深いため漢字が使われる建物や資料があるのだが、それについては解説してもした。私なりのささやかな恩返しのつもりだった。その後も誕生日等にはFacebookでメッセージも交わしたが、残念ながら数年後にはやり取りをしなくなってしまった。

これが私の経験した旅行の危機の一つである。これは旅で味わったトラブルだが結果的に美談としてまとまっているだろう。どんな状況下でももがいていれば必ず問題は解決できる。そう信じるようになってきっかけの1つだ。

皆さんも海外旅行に行かれたときは何があっても絶望しないでほしい。それと同時に私の体験談をそもそも絶望というレベルまでの事件に遭わないようにするための反面教師としてほしい。

次はもっとハードなトラブルの話をしよう。しかし、これは私自身の体験談ではなく旅行中に知り合った人から聞いた話だ。これは文字通り最悪、最も悪いトラブルといっていいだろう。何かのご縁でこの記事を見ている人には絶対にこんな目に遭ってほしくないので心してみてほしい。

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