ポイント
・髭脱毛の脱毛方法、機器選びは効果に直結する
・ツルツルにしたい人は「熱破壊式」の機器、薄くしたいなら「蓄熱式」でもOK
・レーザーはヤグレーザーとそれ以外で計2種類あるところがおすすめ
ひげ脱毛で機器が重要って聞いたけど、調べるのめんどくさい。
何がお勧めか教えてよ!
興味を持って調べると、料金、各お店のシステムなど情報が多すぎますよね。
私も最初はチンプンカンプンでした。
ですが突き詰めれば、ヒゲ脱毛は次の4点を見ておけばOKです!
・料金(ゴール到達までの総額)
・使用機器(脱毛の効率に直結)
・立地(無理なく通える範囲にあるか)
・アフターサービス(肌トラブル時の対応はあるか?など)
この記事では、ヒゲ脱毛の効率に直結する機器について紹介します!
こんな人におすすめ!
・コスパよくヒゲをツルツルにしたい人
・ヒゲ脱毛についてもっと知りたい人
少し長いですが、要点だけなら4分で読めると思います!
ひげ脱毛の2つの施術法
詳しい人は「ん?」と思ったかもしれません。
脱毛の方法は「どうやって毛を生やさなくするか」で考えれば、2種類しかありません。
ポイント
①光を照射して毛を生やす細胞を壊す
②熱や電気を帯びた針で毛を生やす細胞を壊す
方法①から始めるのがおすすめ!
方法②がお勧めな人は記事の後半で!
方法①の脱毛(レーザー脱毛) | 方法②の脱毛(ニードル脱毛) | |
特徴 | レーザーで一度に広範囲に当てる | 針を使い1本1本確実に処理 |
値段 | 安い(10万円~30万円) | 高い(100万円~200万円) |
施術時間 | 短い(1回15分程度) | 長い(1回1時間程度) |
痛み(※1) | 強い(ゴムで弾くような痛み) | 強い(針で刺すときと毛を抜くときの痛み |
脱毛効果 | 高い(処理しきれない毛がある) | より高い(施術した箇所は二度と生えない) |
※1:筆者の主観です。ネットではニードルの方が痛いとされてますが、個人的にはレーザーの方が痛いです。
方法①レーザー脱毛(光を照射して毛を生やす細胞を壊す)
1つ目は光を照射し、その熱で毛を生やす細胞を壊す方法です。
こちらがメジャー方法で、ヒゲ脱毛というとこちらを指すことが多いです。
医療機関でクリニックでも採用されてます。
医療機関ではレーザー脱毛、医療脱毛、医療レーザー脱毛と呼ばれ、
エステでは光脱毛、フラッシュ脱毛と呼ばれます。
レーザー脱毛と光脱毛の違いは機器の出力。
レーザー脱毛の方が出力が強いので、効果も痛みも強くなります。
光脱毛は痛みがないことを売りにしてますが、
痛みが小さいのは言い換えれば、効果も小さいということなので、何回も通う必要があります。
個人的には痛みがあっても効果が高いレーザー脱毛をおすすめします。
痛みが耐えられないなら、麻酔があるクリニックに通うか、市販で麻酔を購入しましょう。
麻酔は個人輸入サイトから購入できます!
市販の麻酔の買い方を知りたい方はこちらもどうぞ!
方法①の脱毛(レーザー脱毛) | 方法②の脱毛(ニードル脱毛) | |
特徴 | レーザーで一度に広範囲に当てる | 針を使い1本1本確実に処理 |
値段 | 安い(10万円~30万円) | 高い(100万円~200万円) |
施術時間 | 短い(1回15分程度) | 長い(1回1時間程度) |
痛み(※1) | 強い(ゴムで弾くような痛み) | 強い(針で刺すときと毛を抜くときの痛み |
脱毛効果 | 高い(処理しきれない毛がある) | より高い(施術した箇所は二度と生えない) |
※1:筆者の主観です。ネットではニードルの方が痛いとされてますが、個人的にはレーザーの方が痛いです。
方法②ニードル脱毛(熱・電気を帯びた針で細胞を壊す)
これに対し、2つ目は熱を帯びた針を毛穴に刺し、毛を毛を生やす細胞を1つ1つ壊していく方法です。
針脱毛、ニードル脱毛、電気脱毛、美容電気脱毛と呼ばれます。
これも医療機関はより出力が高い機器の使用が認められてますが、
ニードル脱毛は個人経営のクリニックでしかやってないです。
ただし、脱毛を始められる方はレーザー脱毛から始めるのを強くおすすめします!
最初から最後までニードル脱毛でやろうとすると数百万円かかります。
レーザー脱毛 | ニードル脱毛 | |
特徴 | レーザーで一度に広範囲に当てる | 針を使い1本1本確実に処理 |
値段 | 安い(10万円~30万円) | 高い(100万円~200万円) |
施術時間 | 短い(1回15分程度) | 長い(1回1時間程度) |
痛み(※1) | 強い(ゴムで弾くような痛み) | 強い(針で刺すときと毛を抜くときの痛み |
脱毛効果 | 高い(処理しきれない毛がある) | より高い(施術した箇所は二度と生えない) |
※1:筆者の主観です。ネットではニードルの方が痛いとされてますが、個人的にはレーザーの方が痛いです。
ニードルから始めると私のように大金を溶かします!!
ニードルを始める際は慎重に!!
でもレーザー脱毛も完璧ではありません。
たとえば、こんな人には効果が弱くなりますが、ニードル脱毛は問題なく施術できます。
太い毛 | レーザーが届きにくい |
毛穴が深い毛 | レーザーが届きにくい |
白い毛 | レーザーが反応しない |
肌が黒い | レーザーが肌に反応し、毛に届かない |
ニキビなどで肌が荒れている箇所 | 施術を拒否される |
優良クリニックを見極める2つのポイント
機器で見ると、優良クリニックにはどんな特徴があるのでしょうか。
ポイントは2つあります
・熱破壊式か蓄熱式か
・3種類のレーザーのどの波長を扱っているか
熱破壊式か蓄熱式か
脱毛機器には「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類があります。
この2つはどう違うの?
脱毛時の標的が違います!
熱破壊式は毛を生やす細胞(毛乳頭)を破壊し、
蓄熱式は毛を生やす細胞に命令を出す細胞(バルジ領域)を破壊します。
熱破壊式はより毛穴の奥にある細胞を破壊するので、1回の出力が強く、痛みが強いです。
イメージはこんな感じです。
1:55秒からマーキングですが、一番見ていただきたいのは2:41~3:04のところ。
蓄熱式は熱破壊式に比べれば毛穴の浅い箇所を標的にするので1回1回の痛みは小さいです。
ただ、その分1回の出力が弱いので複数回光を当てます。
イメージはこんな感じです。
0:35~1:21を見れば雰囲気は十分伝わると思います。
熱破壊式、蓄熱式の特徴をまとめるとこうなります!
熱破壊式 | 蓄熱式 | |
脱毛の仕組み | 毛乳頭を破壊 ※毛を生やす細胞 | バルジ領域を破壊 ※毛乳頭(毛を生やす細胞)に命令を出す細胞 |
レーザーの当て方 | 強いのも1回当てる | 弱い光を連続で当てる |
痛み | 大きい | 小さい |
痛みのイメージ | 強力な静電気を1回ずつ照射 | 体育館でスベるような痛み ※ゴリラクリニックの医療従事者談 |
3種類のレーザーのうち、どれを扱っているか
レーザーには「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」の3種類あります。
レーザーは①吸光度、②深達度 の2つを押さえておけばOKです!
吸光度 細胞への熱の伝えやすさ | 深達度 波長が大きいほど深く届く | |
アレキサンドライトレーザー | 〇 | 755nm |
ダイオードレーザー | 〇 | 810nm |
ヤグレーザー | △ | 1,064nm |
吸光度が高い方が脱毛効果が高いです。
脱毛の原理を補足すると、毛を生やす細胞はタンパク質でできてます。
タンパク質は熱に弱いので、熱すると毛を生やす機能を失います。
吸光度が高い方が毛を温めるので、効果が高いんです。
もう1つが深達度。
これは吸光度が高いレーザーほど低いです。
いくら吸光度が高くても、光が届かないと脱毛はできません。
【上級者向け】ツルツルにするなら機器はこう選ぼう
いろいろ解説あったけど、どの機器がいいのか教えてよ
前置きが長くなりましたが、おすすめの機器を紹介します。
おすすめ機器のまとめ
・ジェントルマックスプロ
→必要な条件を満たす
・ライトシェア+ヤグレーザーが出る機器
これらがおすすめの理由はポイント①②で解説します!
ポイント①:熱破壊式にする
ツルツルにしたい人は熱破壊式を選んでください。
熱破壊式って痛い方でしょ?
なんで蓄熱式じゃダメなの?
効果を得にくい可能性があるからです。
蓄熱式には2つ懸念があるので、私は熱破壊式をおすすめします。
【2つの懸念】
・施術者が未熟だと打ち漏らしがある
・科学的な根拠に乏しいという声がある
打ち漏らしなんてあるの?
詳しくは少し前のYoutube動画を見ていただきたいんですが、蓄熱式は密着→光を連続で照射しながらスライドさせてます。
これの何が問題かというと、機器と肌が常に密着しているとは限らないこと。
人の顔は少なからずでこぼこしているので、機器をスライドさせながらの施術だと、どうしても打ち漏らしが起きてしまいます。
技術力のある人でも完璧とはいきませんし、担当者の技術力で仕上がりに差が出てしまいます。
それに対し、熱破壊式は機器を部位に密着させる→照射を繰り返しているので打ち漏らしが起こりにくいです。
なるほど!わかりました!
ん?2つ目の科学的根拠が乏しいっていうのは?
蓄熱式の方が新しい手法なので、データが少ない状況です。
それゆえ、科学的根拠が乏しく、採用を見送っているクリニックも存在します。
とはいえ、実際に蓄熱式の機器で脱毛して効果を感じている人もいるので、無意味ではありません。
しかし、脱毛にかかる時間とお金のことを考えるなら、より確実と思われる熱破壊式の脱毛をおすすめします。
薄くしたいだけなら、蓄熱式でも問題ありません。
おすすめの機器はどちらも熱破壊式です
ポイント②:波長は最初はヤグ以外、終盤でヤグも使おう
レーザーは次の条件を満たすのが理想です。
この2つの条件を満たしていれば、安心です。
・ヤグレーザーともう1種類で計2種類あり
・こちらで機器を選べる、または技術者が適切に機器を選ぶ
序盤は細胞を壊す力が強いアレキサンドライトレーザーかダイオードレーザーで施術してもらいましょう。
しかし、10回以上やっても残る毛は、ヤグレーザーが届かない深さから生えている可能性が高いです。
そうなったときにヤグレーザーが選択肢に入るクリニックにしましょう!
おさらいがてら、レーザーの特徴をみてみましょう!
吸光度 細胞への熱の伝えやすさ | 深達度 波長が大きいほど深く届く | |
アレキサンドライトレーザー | 〇 | 755nm |
ダイオードレーザー | 〇 | 810nm |
ヤグレーザー | △ | 1,064nm |
ヤグレーザーは深くまで届きますが、細胞を壊す力が弱いレーザーで、
残りの2つは細胞を壊す力は強いが、深くまで届きません。
ジェントルマックスプロはアレキとヤグが出ます。
ライトシェアはダイオードレーザーのみなので、ヤグが出る機器があるかも確認しておきましょう
薄くしたい人はどう選べばいい?
薄くしたいって人はどう選べばいいの?
機器にこだわらなくて大丈夫です!
薄くしたい人は機器にこだわらなくてOKです。
どの機器を選んでも一定の効果は得られます。
私なら、①ヤグレーザー以外
②蓄熱式を選びます
機器で選ぶ!ツルツルにしたい人におすすめクリニック
最後に機器で見たときに、おすすめのクリニックを紹介します。
ジェントルマックスプロを使っていればOK!
わかりやすく言えば、ジェントルマックスプロを導入しているお店は機器面では優良店です。
私が知る限り、お勧めするすべての条件を満たす唯一の機器だからです。
ポイント
①熱破壊式である
②ヤグレーザー+もう1種類のレーザーを扱える
①②の条件を1機種で満たすのは、私が知る限りジェントルマックスプロのみです。
実はソプラノアイス・プラチナムという機種も条件を満たします。
しかし、熱破壊式・蓄熱式どちらも出力できる機器は蓄熱式として運用されることが多いので、私はおすすめしてません。
Dr.COBA
1つ目は私も通うDr.COBA。
機器は全て熱破壊式で、レーザーも3種類そろっています。
スタッフから聞いたところ、ヤグを使うかどうかも患者別に判断してるとおっしゃってました。
具体的には、15回通っても抜けない場合や色黒の患者さんに使用するんだとか。
詳しくはこちらもみてください。
料金含め、最高のクリニックです。
採用機器
アレキサンドライト | ダイオード | ヤグ | |
ジェントルマックスプロ | 〇 | 〇 | |
ライトシェア・デザイア | 〇 |
あおばクリニック
画像:あおばクリニック公式サイトより
2つ目はあおばクリニック。
熱破壊式の機器を使用し、レーザーも3種類そろってます。
公式サイトに基本ヤグレーザーを使うと明記されているので、
最初はアレキかダイオードでの照射を交渉するのをおすすめします。
詳しくは公式サイトでご確認ください
採用機器
アレキサンドライト | ダイオード | ヤグ | |
ジェントルマックスプロ | 〇 | 〇 | |
ラフィーユ | 〇 |
メンズリゼ
メンズリゼは機器が豊富にあります。
ただ機器は選べず、料金も高いです。
たまにセールをやっており、クーポンと併用すれば有力な選択肢になると思います。
採用機器
アレキサンドライト | ダイオード | ヤグ | |
ジェントルヤグプロ(熱破壊式) | 〇 | ||
ラシャ(蓄熱式・熱破壊式混載) | 〇 | ||
メディオスター(蓄熱式・熱破壊式混載) | 〇 | ||
ライトシェア(熱破壊式) | 〇 |
まとめ:機器は熱破壊式で、ヤグともう1種類レーザーがあるところが理想
最後にこの記事のまとめです。
ポイント
・髭脱毛の機器選びは効果に直結する
・ツルツルにするなら「熱破壊式」、薄くする「蓄熱式」でもOK
・ツルツルにするなら、ヤグレーザーとそれ以外で計2種類あるところがおすすめ。
・機器ならジェントルマックスプロがあるところが確実
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