この記事を開かれた方はこんな悩みをお持ちなのではないでしょうか。
Aさん「仕事が多すぎて毎日終電近くまで残業・・・こんな状況をなんとかしたい・・・」
Bさん「平日は仕事、休みは家事と家族サービス。自分の時間なんてどうやったら確保できるんだろう・・・」
Cさん「大学の講義、バイト、飲み、サークル、ゼミの準備、就活・・・マジやること多すぎ!!!」
私はAさん的な悩みを持っていたので本書を購入しました。皆さん置かれている立場は異なると思いますが、時間管理やタスク管理という問題に直面して「時間がない!!」と悩む方は多いことでしょう。私もそうです。
そんな悩みの解決をメンタリストDaiGo先生に求めたわけです。するとDaiGoさんは面白いことを教えてくれました。
本記事はメンタリストDaiGo著『週40時間の自由を作る超時間術』を読み終えて、個人的に重要だと思った点、面白いなと思った点をご紹介します。
DaiGoさんオススメの時間術を知りたい方、時間管理に課題を感じている方、本書の購入を検討されている方は是非ご参加ください。
本書の要点を140字で解説!!
世の時間術本は方法論の紹介に終始する傾向があります。しかし、本書は時間がないのは自分の認知が歪んでいるからだとバッサリ切り捨て、その歪みを矯正せよという立場をとっています。なので脳のメカニズムを知り、忙しいという思い込みから解放するための知恵やテクニックを教えてくれるのが本書です。
本書の要点
本書は「忙しい」、「時間がない」と感じるのはあなたと思い込みであり、なぜそのように認識してしまうかを心理学・脳科学的なエビデンスから解説しています。個人的に重要で且つ面白いと思ったのはこの点が書かれた1章と2章です。
3章以降は認知の歪みを知ったうえでも忙しいと感じた際の具体的な対処法が紹介されてますが、方法論が知りたい方は本書をぜひ手に取ってみてください。
認知がゆがむ要因①:ゴールコンフリクト
人が忙しいと感じるのは、焦りや不安によるものだと解説しました。ここからは少し具体的に解説します。冒頭にあげたCさんの事例を見てみましょう。
Cさん「大学の講義、バイト、飲み、サークル、ゼミの準備、就活・・・マジやること多すぎ!!!」
なるほど、Cさんは大学の講義やゼミに出席したり、サークル活動や知人との飲み会、バイトに就活とたくさんのことに打ち込まれているようですね。大学3回生くらいかな?
Cさんの中には講義に出る、飲み会に行く、バイトをする、就職活動をするといった共存しない目標や欲求が脳内にあります。
それぞれの目標や欲求が衝突することで時間が無くなっているような感覚に追われるわけです。このような状態をゴールコンフリクトと呼びます。
解決のためには、まずは自分がどんなゴールコンフリクトを持っているかを洗い出してみましょう。
認知が歪む要因②:時間汚染
突然ですが、仕事ができる人ってどんなイメージをお持ちでしょうか?中にはマルチタスクができる人!というイメージの方もいらっしゃると思います。
しかし、実際には脳は複数の物事を同時並行するのは苦手です。なので複数のことを文字通り同時並行しようとしたり、あることをしているときに別のことをやろうとスイッチを切り替えたりするのはあまりよくありません。
しかし、現実にはそういったことを意識・無意識的にやってしまうのが現代です。例えば勉強していても突然恋人からLINEが来たらついそちらを見てしまうということもあるかと思います。
このような状態を専門家は時間汚染と呼ぶそうです。時間汚染が焦りや不安を生み、私たちを忙しいと思わせてしまってます。
こうした時間汚染の克服するためには、「この時間は〇〇する時間」と決めるのがよいでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。非常に簡単にしか書いておりませんが参考になれば幸いです。
ゴールコンフリクトや時間汚染についても本書ではより詳しく書かれておりますので気になった方はぜひ本書を手に取ってみてください。
他にも認知の歪みを矯正する方法が多数紹介されておりますので、中には皆さんにぴったりの対策が書かれているかもしれません。