みなさん、こんにちは。
皆さんは英語学習に関心はありますか?
などなど色んな願望があることでしょう。
今回は皆さんの夢の成就に近づけるように
科学的な英語の学習方法をまとめてみました!
特にこの記事は効率的な方法がより必要な社会人を想定読者にしてますが、
社会人以外にも有効なので学生さんや専業主婦の方も安心してご覧ください。
英語習得の正しい道筋
いきなりですが、クイズです。
人間はどのように言語を習得していくでしょう?
この問いの答えは、母語とそれ以外で異なるです。
人間は生まれて最初に習得する言語と2番目以降に習得する言語では習得方法が異なることがわかっています。
第二言語以降の習得方法を研究する”第二言語習得”という分野があり、
この記事は第二言語習得の知見に基づいて執筆しております。
第二言語習得的には、以下のプロセスで学習するのが望ましいとされてます。
①文法をマスター
↓
②リスニングとリーディングを同時並行で鍛える
↓
③スピーキングとライティングを同時並行で鍛える
※英単語はわからないところを随時学んでいってください。
続いてそれぞれの領域の勉強法をご紹介します。
勉強法① 文法
まずは文法から。文法がわからないと4技能全てがおぼつきません。
とにかく文法を第一に学んでください。
日常会話だと中学レベル、ビジネスレベルだと中学レベル+αが必要だと個人的には思います。
文法は全くわからない人と、ある程度修めた人では教材も異なります。
私は高校・浪人時代以外はほとんど勉強してないので、初心者向けの本は詳しくないです・・・。
ただ、”スタディサプリ”で英語の解説をされている
関 正生さんの書籍は
とてもわかりやすかったのです。
勉強法② リスニングとリーディング
ある程度文法が習得できたら、リスニングとリーディングです。
なぜこの2つを同時にするかというと、
リスニングとリーディングは使用する脳の領域が同じだからです。
1つの教材でどちらも学習するのが効率的です。
では、具体的な学習方法をご紹介していきます。
ディクテーション
ディクテーションとは、聞き取った英語を書くことです。
単純ですが多くの気づきがあるので効果的です。
具体的には、これだけの長所があります。
ディクテーションは第二言語習得の観点からも有効です。
実際、スタディサプリの関さんもその重要性を繰り返し説いてました。
また、五感を複数活用する方法は、勉強効率の点からも有効です。
効率的な勉強についてはこんな記事も書いるので
よろしければご覧ください。
オーバーラッピング/シャドウィング
2つ目はオーバーラッピングとシャドウィングです。
どちらも英語の音声に続いて自分も発音するというトレーニングです。
オーバーラッピングとシャドウィングの違いはテキストの有無です。
オーバーラッピングはテキストを読みながら発音するのに対し、
シャドウィングはテキストを見ずにやります。
これも話す/聞くと五感を複数使ってますね。
複数の形式でインプット/アウトプットするのは学習効率を高めるのに有効な方法なのです。
時々はシャドウィングの音声を録音し、自分の音声を客観的に振り返るのも大切ですよ。
チャンクリーディングと音読
3つ目はチャンクリーディングと音読です。
チャンクリーディングとは、意味のある塊で文章を読む技術です。
1つ例文を用意したのでこちらをご覧ください。
単語を1個1個読むのはNGです。
なぜダメか、具体例を交えて説明します。
”Check it out” は "チェケラー” と半ば和製英語として使われてますよね。
会話で「チェック イット アウト」なんて言いません。
put it onも「プット イット オン」ではなく「プリトン」と発音されますよね。
このようにネイティブは言葉を意味のある塊で発するのを単語単語で追いかけるとスピードについていけなくなります。
英文を読むときはネイティブと同じ読み方を心掛けましょう。
読むときは英文の情景を浮かべならがするのが効果的です。
A man is looking at a map in the park だと
脳内で徐々にイメージを完成させてください。
男→見ている→地図を→公園で
効率的にリスニングとリーディングを学べる教材
リスニングとリーディングのおすすめ教材は
私の中でスタディサプリ一択です。
先ほど紹介したディクテーションも
シャドウィング/オーバーラッピングも
音読も全てできるようになってます。
文法の解説もあってオールインワンです。
コースも複数分かれておりますので、
気になる方はそれぞれの関心に応じて公式サイトもご覧ください。
勉強法③ ライティングとスピーキング
最後はスピーキングとライティングについて。
ライティングとスピーキングは私が調べた範囲では身も蓋もないことが書かれてました。
それは・・・
数を重ねてネイティブにフィードバックしてもらおう!
というものです。
正論過ぎて反論がきませんね。
リーディングやリスニング、単語学習で表現の幅を広げました。
それらを瞬時に表現する技術がスピーキングとライティングです。
いくら表現の幅が増えても正しく使えるようになるには経験がものをいいます。
ネイティブの知り合いや英会話教室などを活用して
どんどんアウトプットしましょう。
スピーキングとライティングに使えそうな教材
まず最初に言っておきますが、私は英会話は教室に通ったことしかありません。
なので紹介する商材は使ったことがありません。
ただ知人やネットの評判を参考にして書いてるだけですのでご了承ください。
一つ目は先ほどから紹介しているスタディサプリ。
リスニング・リーディングのコースによっては英会話もセットになったものもあります。
調べた限りだと英会話単品はなさそうなので、
英会話メインの人にはコスパが悪そうなのでおすすめできません。
2つ目はレアジョブです。
私の同僚が何人か使っていて、みんな気に入ってるみたいです。
月額4,620円から始められ、なんと最初の2回は無料体験もできます。
英会話も意外とお金がかかるので体験ができるのはありがたいですね♪
まとめ
いかがだったでしょうか。
忙しい皆さんのために効率的な学習方法をまとめておしまいにします。
道筋はこれだけです。
あとはこれを地道に続けていけば英語が習得できるはずです!
とはいえ、習慣化は難しいもの。
そんな方向けにこんな記事も書いてるのでご参考ください。
参考資料類
馬場今日子・新多了『はじめての第二言語習得論講義』大修館書店
樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』サンクチュアリ出版
樺沢紫苑『学び効率が最大化するインプット大全』サンクチュアリ出版
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